2010年9月1日水曜日

トヨタ自動車【ファンカーゴ】

ヴィッツの派生モデルとして、コンパクトワゴンを作ろうと1989年にファンカーゴが誕生しました。トヨタ自動車はヴィッツを元にして色んな車種を造り、あらゆる世代、用途に対して指示を狙おうと言う考え方からだったのでしょう。ヴィッツでは車体がコンパクトで荷物がたくさん積めない事から、荷物がたくさん積めるファンカーゴはアウトドア派や荷物を積む仕事用の車として人気を出しました。

名前に付いている「カーゴ」は「荷物」と言う意味があります。荷物をたくさん乗せる事を前提に作られた車なのです。その為にリアシートは折り畳み式になっていて、荷物を積めるスペースを確保しようとしました。コンパクトカーには車体サイズがどうしても制限されてしまいます。限られた空間で荷物スペースを広く取る為にはどうしてもリアシートを薄くするしかなかった様です。また簡単に折り畳みが出来る様に量産型のファンカーゴにはヘッドレストも付いていなかった様です。そこが不評に繋がるかもしれないと見ていたトヨタ自動車でしたが、意外と薄いなりに坐り心地が良い事、使い勝手が良い事等から好評を得る様になったといいます。また、ファンカーゴは日本国内での販売成績は結構良かったです。それを受けてかヨーロッパ地区での販売も結構高い評価を得ている様です。
ある意味、ヴィッツよりも性能が高かったのではないかと言われていたファンカーゴですが、今では生産終了していてちょっぴり寂しい様な感じもしますよね。


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